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薬による治療
脊柱管狭窄症の薬品治療
神経の通り道である背骨に囲まれた脊柱管が狭くなって神経を圧迫する脊柱管狭窄症。 私もこれで坐骨神経痛になりました。 ただ、脊柱管がせまくなっても不思議なことに症状の出ない人がいるようです。個人差があるようですね。 不幸にも症状が出てしまった人が病院に行くと診断と共に薬が処方されリハビリをすることになります。
脊柱管狭窄症の治療に使われる薬
症状の出方や患者さんに応じて下記のような薬が処方されます。 薬は基本的に鎮痛剤なので、薬によって狭くなった背骨が元に戻ることはないので、同時にリハビリが必要です。
| 非ステロイド性消炎鎮痛剤（NSAIDs） | 最もよく使われる痛み止め炎症を鎮める（副作用；消化器の潰瘍、心血管系障害、眠気、発疹） |
| プロスタグランジンE1製剤 | 末梢の血管を広げ血流を改善する（副作用；下痢、吐き気、嘔吐、眠気、発疹） |
| 漢方薬 芍薬甘草湯（シャクヤクカンゾウトウ） | 手足の骨格筋の緊張をゆるめて痛みをやわらげます。とくに、差し込むような急激な痛みに有効（副作用；胃の不快感、吐き気、発疹） |
| 神経性疼痛緩和薬 リリカ（プレガバリン） | 神経の痛みをやわらげる（副作用；眠気、ふらつき、むくみ） |
| オピオイド鎮痛薬 トラムセット（トラマドール、アセトアミノフェン） | 強力な鎮痛効果（副作用；吐き気、嘔吐、眠気、便秘、めまい） |
